2月4日(火)晴れ

昨日は、朝ランニングを行ってから、アジア経済研究所図書館にAM10:00から、本を読みに行きました。途中、昼はJETRO社員さんもいたカフェテリアでお昼ご飯を食べました。そこで、食べている社員等を見ると、どこか自分の劣等感を感じる、昔の自分が出てくるのでした。この高学歴、研究職のハイスペックな人々が集う、空間が自分の中でどこかもやもやする感じが現れました。自分は、学生時代、受験戦争などでは、このような世界を目標に向かっていたんだと思いました。まあ、久しぶりにこの劣等感を感じさせてくれました。

図書館に入って、早速久しぶりに感じたのは、ここでも自分への無知感絶望感を感じました。これは、図書館に行かないと分からない事だと思いました。商業的に置かれた本屋では、目立つ場面には、誰でも読みやすそうなタイトルが羅列されて、人々を心地よくさせるような本が表に並べられています。大きな本屋になると、その奥には、専門書など、階数毎にジャンルが振り分けられたりしていますが。それが、図書館だと全くない。入って早々に、何語か分からないような雑誌が並べられていた。和書に行ったら、政府系のシンクタンクなどが発行している月刊誌、報告書などが並べられていた。見た事ない、単語、用語、が目に飛び込む。どこかハイの状態が続き、何も分からないのに、自分に知らない世界を知れた喜び、興奮が続いた。1時間くらい、何も読むわけでもなく、少し手にとってはパラパラ読んでの繰り返し。

普段の生活をしていると、自分の必要としている情報のみを選択して更には自分に不必要な情報は自然と見ないようになっているなど思う。こうやって、必要のない情報、理解できない情報をいやでも見る環境に自分を投じる事はいい事な気がする。

もっと世の中を知りたい欲が湧いた。